こんにちは、retrueです。
私どものサロンには髪の悩みを持ったお客様が毎日来られます。
悩みの種類は人それぞれですが近年増えているご相談の1つに髪のトラブルになります。
髪トラブル(枝毛、切れ毛、乾燥)によって髪のセットが決まらない。
髪が纏まらないので写真を撮るのが恥ずかしい、ヘアースタイルを楽しむことが出来ないというお声をよく頂きます。
ただ、そう言ったお客様とお話しをさせて頂くとあることが解りました。
そもそも髪トラブルを抱えているお客様の多くがご自宅で出来る「効果的な髪質改善」の方法を知らないんです。
当店にも他のサロンで髪質改善したけどすぐに効果がなくなったといわれるお客様が多くいらっしゃいます。
そのようなお客様には自宅で出来る髪質改善方法を丁寧にお伝えさせて頂いております。
実際にお店に来られたお客様だけにお伝えしている内容「自宅で出来る髪質改善方法9選」をまとめました。
最後までご覧頂くことで自宅で出来る正しい髪質改善の方法を知ることができますし、この中からご自身で出来ることから始めてみてください。
あなたも理想の髪質に近づくことができます。
正しくシャンプーをする
まず、お客様と話をさせて頂く中でみなさんに共通することはシャンプーについて知識がないことです。
このシャンプーのやり方1つで頭皮、髪質改善に大きく影響することはもちろんですが、フケ、痒みといった頭皮トラブルの予防・改善にも繋がります。
是非、この内容を知って頂き実践してみてください。
ぬるま湯でしっかりすすぐ
このすすぎも大切なポイントがあります。
実は、すすぎの段階で頭皮、髪の不要な汚れは落とすことができます。
ただ、気をつけて頂きたいことが2つあります。
1点目はすすぎ時間についてです。
髪のトラブルを抱えている方の多くがすすぎ時間が短いと言われています。
先日、TVでも皮膚科医の先生が言っておられましたが抜け毛が多い人のすすぎ時間の平均は1分ぐらいと公表されてました。
最低でも3分は頭皮マッサージをするようにすすぐようにしてください。
2点目はぬるま湯ですすぐことです。
髪の毛はほぼタンパク質で構成されています。
お肉や卵をイメージして頂くと解りやすいのですが、熱(焼く・蒸す)を加えると固まりますよね。
これはタンパク質で持っている性質で熱を加えると変形するんです。
髪も同様で熱が当たりすぎると形が変形してしまっているんです。
そのため、熱が当たりすぎた髪はチリチリになってしまったり、硬くゴワついてしまうわけです。
つまり、ただでさえ弱っている髪の毛を高温のお湯で流し続けることは髪の毛をいじめているのと同じで、大ダメージを与えてしまうことになるんです。
なのでぬるま湯で時間をかけてしっかりすすいでください。
しっかり泡立てごしごし洗わない
シャンプーについても間違った使い方をしている方が多いです。
シャンプーを手にとり頭につけて泡立てる方がいますがこれは間違いです。
理想は手のひらで泡立ててからシャンプーを始めた方が頭皮に負担をかけなくて洗うことができます。
ただ、人によっては手のひらで泡立てが上手く出来ないという方もいると思います。
そんな方は100円ショップで売っている洗顔ネットを使ってみてください。
洗顔ネットを使うとすぐに泡立ち、泡がモコモコの状態でシャンプーを始めることができます。
洗い方については基本は優しくです。
爪を立てて洗う方はいないと思いますが、正しい洗い方は指の腹を使うことです。
よく勘違いする方がいますが髪についている汚れはすすぎ、シャンプーの泡で落としてくれます。
大切なことは頭皮をマッサージするように洗うということです。
シャンプーの正しい回数は?
基本的には1日1回寝る前に行うなってください。
朝にシャンプーして出勤される方もいますがこれはオススメできません。
頭皮が乾燥するので朝はシャンプーを使わずお湯だけを流すくらいにしておきましょう。
ただ、場合によっては2回シャンプーをした方がいい時もあります。
スタイリング剤を付けて長時間外出された時などは、スタイリング剤をしっかり落とすために2回シャンプーをしたほうがいいです。
美容師おすすめシャンプー
今までの多くのシャンプーは「高級アルコール系の洗浄成分」「アミノ酸系の洗浄成分」、というように単体の洗浄成分に焦点が当てられていました。
しかしながら、実際は単体の洗浄成分ではシャンプーとしての機能性は不十分であり、数種類の洗浄成分をブレンドすることでシャンプーとしての機能を発揮します。
retrueのシャンプーではシルク系、酸性石けん系、ベタイン系をベストミックスでブレンドしているため、ノンシリコーンでも使用感が良く、さらに皮膚への刺激が少ない、洗浄成分の処方設計をしています。
トリートメントを丁寧に行う
トリートメントって何?
まず、トリートメントの解説をする前にリンスとコンディショナー、トリートメントの違いを説明させて頂きます。
リンスとコンディショナーは髪の表面をなめらか(保護)にするものです。
トリートメントとは髪の内部に成分を浸透させて、髪の状態を整える(補修)ものになります。
最近ではリンスとコンディショナーにも髪に浸透させ髪の状態を整えるものもありますが、早く改善するならコンディショナーを最初から使うことをオススメします。
正しいトリートメントの使い方
トリートメントを使う場合、髪を洗った直後に使っていませんか?
びしょびしょの状態でトリートメントを使うことはオススメできません。
一度、タオルドライで髪の水分をふき取ってからトリートメントを使ってください。
濡れたままトリートメントを使うと水分によって成分の浸透を妨げます。
※間違った使い方について
効果を最大限発揮しようと思い、トリートメントをつけてからの長時間放置したり、適正な使う量を守らない人もいらっしゃいます。
これは正しいやり方ではありません。
髪質改善は1回でどうこうなるものではなく、何度も繰り返し行うことで徐々に改善されていきます。
すすぎもとても大切な工程になります。
トリートメントが頭皮に残ってしまうと毛穴を塞ぎ、炎症を起こしたりフケの原因にもなります。
しっかり優しくすすいでください。
美容師おすすめトリートメント
トリートメントの効果は髪の補修とお伝えさせて頂きました。
その髪には脂が入っているんですが、この脂のおかげで水分の蒸発を防いでくれたり、髪のツヤを保ってくれるんです。
そんな脂に注目して作ったトリートメントがretrue®のヘアトリートメントです。
CMC脂質と呼ばれる髪の脂に着目研究し、CMC脂質に構造の似た成分を配合することで、ダメージによって失われたCMCを回復することができます。
CMC脂質の一種である「18-MEA」に類似した「メドウフォーム−δ−ラクトン」を配合。18-MEAはキューティクル表面にある脂質で、髪のツヤや手触りを良くしますが、紫外線やパーマ、ヘアカラーにより傷んで失われます。
「メドウフォーム−δ−ラクトン」はドライヤーなどの熱により、18-MEAが失われた部分に吸着します。
3.タオルドライ
タオルドライとは頭皮、髪の毛の水分をタオルでふき取る行為をことを言います。
何も考えずにタオルドライを行うと知らず知らずのうちに髪の毛を痛める可能性があります。
せっかく、丁寧にシャンプー、トリートメントを行ってもタオルドライで台無しになるので髪質改善したい人は是非覚えておいてください。
タオルドライの方法
まず、事前にお風呂場で髪の水分を取り除いてください。
次に頭皮の水分をとり、髪の毛をタオルドライを行ってください。
タオルドライの基本は「優しく拭き取る」ことです。
どうしても忙しい時、疲れている時は面倒に感じることがあるかもしれませんが優しくタオルを使うことを意識してください。
タオルとタオルに間に髪を入れたり、軽くポンポンと叩きながら行うと比較的早く水分を拭き取ることが出来ます。
タオルドライの注意点
タオルドライの難しい点はどこまでやればいいのか?という点です。
基本的にはタオルドライを行い水分がたれてこなければ大丈夫です。
タオルドライを行った後に軽くクシでかき分けて水が垂れてこなければOKです。
それと、これは当たり前ですがゴシゴシと力を入れて水を拭き取る方法はNGです。
髪の毛だけでなく頭皮まで痛める可能性があります。
4.髪の化粧水で髪を保湿
髪の毛に化粧水を使うことも有効だと考えられます。
商品によって成分は異なりますが、新陳代謝を促す成分が入っていることが多いので髪に使うこともいいでしょう。
化粧水の役割としては乾燥から守る役割があります。
乾燥によってパサついたり髪、キューティクルが失われた髪の場合は化粧水を使うことは効果的な方法です。
美容師おすすめ髪の化粧水
ドライヤーなどの熱に反応する補修成分ナノ化エルカラクトン、高浸透ナノ化CMC、天然植物抽出エキスを配合しています。
内部まで浸透しダメージを徹底補修。
またキューティクルを整え、保護します。
ツヤ感、手触りを良くして潤いのある髪に導きます。
5.髪の乳液で乾燥や紫外線から髪を保護
乳液も髪質改善には有効な方法になります。
乳液の役割としては髪の保護がメインとなります。
紫外線や乾燥から髪を守るのはもちろんですが、ドライヤーにも熱にも効果的です。
トリートメントを毎日行っていいですが時間がない人にとっては現実的ではないですよね。
日々のケアとしては乳液を使うことで時間を短縮することも出来ます。
美容師おすすめ髪の乳液
タオルドライした髪につける髪の乳液シアバターやスクワランが髪を保湿し乾燥や紫外線から保護します。
ボディークリームとしてもご使用できます。
6.ドライヤーで髪を乾かす
ドライヤーも髪質改善を行う上では重要な項目になります。
上記、シャンプーの所でもお伝えさせて頂きましたが髪は熱に弱いんです。
知ってるようで知らない正しいドライヤーの使い方についてお伝えさせて頂きます。
ドライヤーの注意点
最近のドライヤーは強温風、弱温風、冷風とモードを切り替えられることができます。
お風呂から上がったばかりの時には強温風モードで素早く乾かすことを意識してください。
この時、ドライヤーと髪は約10~20cmあけておくことが理想です。
ある程度、乾いてきたら弱温風モードに切り替え髪の毛を乾かします。
最後に仕上げとして冷風モードにすることがでスタイルがキープする効果があるんです。
ドライヤーの動き方は上~下、横から横を守ってください。
下から上にドライヤーを使う人がいますがこれは髪の毛を痛めつける可能性があるのと、髪に変化クセがつく可能性があります。
ドライヤーをした後に不自然な髪の広がりがある場合はドライヤーの使い方を変えるだけで改善できます。
7.ヘアオイル
ヘアオイルはドライヤーの熱から髪を守る、キレ毛や枝毛の予防、頭皮ダメージの軽減、乾燥対策などのメリットがあります。
ただ、ヘアオイルの使い方を間違えると効果が悪くなるだけなく見た目も悪くなってしまいます。
正しいヘアオイルの使い方をマスターし潤るサラヘアーを目指しましょう。
ヘアオイルをつけるタイミングと注意点
ヘアオイルを使うタイミングはシャンプーした後です。
タオルドライをして髪が濡れた状態で使う商品です。
ヘアオイルをつけるまえに軽くクシで髪をといておきましょう。
これをしておかないとオイルの馴染みが悪くなるので必ずやっておいてください。
それともう1つ大切なことは適量を守るということです。
多く使用したから髪質改善できるとう訳ではなく「適正な量を守り」「継続してケア」することで髪質改善につながります。
なので量を守ることが必ず守ってください。
ヘアオイルの正しい使い方
ヘアオイルを手にとり手のひらで馴染ませてから髪につけていきます。
この時にヘアオイルを直接髪につけたり頭皮に直接つけるのは間違いです。
髪に塗るときは内側からもみこむようにヘアオイルをなじませください。
髪の外側だけ塗るとベタつきの原因になるので内側を塗ってから外側を行ってください。
全体的になじませたらドライヤーをかけて完了です。
美容師おすすめヘアオイル
エコサート認証のオーガニックオイル配合。
濃密でありながらベタつかず、ツヤとまとまり感を保ち続けます。
良質なアルガンオイル使用しメドウフォーム−δ−ラクトン配合し、ドライヤーやヘアアイロンの熱を利用することで、髪に吸着しツヤを与えなめらかな指通りになります。
8.生活習慣を見直す
普段の生活を見直すことも髪質改善には大切な1つです。
ついつい寝る前にスマホを見て睡眠時間が短くなってしまうのは最悪です。
スマホの光が太陽の光と勘違いして眠りを浅くしてしまうのです。
睡眠は眠り始めて3時間がとても重要でその時間でいかに深い眠りになれるかが勝負です。
この時に眠りが浅いと体力の回復が遅くなったり髪を改善してくれる成長ホルモンの分泌が少なくなってしまいます。
質の高い睡眠をするためオススメな方法があります。
寝室にアロマを置き、YouTubeで睡眠BGMと検索して音楽をかけながら寝てください。
朝スッキリして目覚めるだけでなく睡眠時間が短くても深い眠りになります。
また、週2~3回は1日30分適度の軽い運動(ウォーキング)も行うとより良い快眠に効果的です。
身体を動かすということは代謝を上げるだけでなくストレス発散の効果もあります。
忙しい人であればエレベーターではなく階段を使ったり、1駅歩いたりして通勤時間を有効活用してみてください。
汗をかいた場合はしっかりとシャンプーをして頭皮を清潔にしてくださいね。
9.食生活を見直す
髪質改善は身体の内側からも整えていくこともとても重要になります。
特に食事に関しては髪に与える影響も大きい項目の1つになります。
いくら髪のお手入れをしても食事が無茶苦茶だと髪質改善が遅くなるのでぜひ覚えておいてください。
まず覚えておいて欲しいことは髪の毛はタンパク質で出来ているということです。
なので、基本的にはタンパク質を摂ることで髪質は改善していくんですが髪に良いと言われている代表として大豆製品、乳製品などがあります。
大豆製品(豆腐、納豆)の中にはイソフラボンが入っており髪の毛を太くしてくれる作用だけでなく薄毛の改善にも役立つ女性ホルモンを増やしてくれる成分も含まれています。
また、乳製品(チーズ、ヨーグルト)には髪が切れにくい成分も入っているので髪質改善には有効な食材です。
魚も髪質改善には有効な食材です。
特に、脂の多い(サーモン、サバ、アジ)などにはオメガ3脂肪酸という栄養素が入っています。
毛髪内部にも脂肪酸は含まれており年齢と共に減少することが解っています。
なので、「髪がパサついて広がる」「ツヤがなくなってきた」このような髪トラブルは毛髪内部にも脂肪酸が減少していることも原因として考えらます。
この脂肪酸があることで髪の水分の蒸発を防いでくれる効果もあります。
更にビタミンも髪質改善には欠かせない食材です。
ビタミンA・・・緑黄色野菜(かぼちゃ、ニンジン、ほうれん草、ブロッコリ、ピーマン…等々)レバー、ウナギ、卵。
頭皮の新陳代謝を促し、頭皮の乾燥、フケを防いて頭皮環境を整えてくれる働きがあります。
ビタミンB群・・・大豆、ゴマ、ピーナッツ、豚肉、あさり、しじみ。育毛、発毛を手伝ってくれる優秀な食材の栄養素です。
このような食材を意図的に摂り入れてください。仕事が忙しくでコンビニばかりの人は豆が入ったサラダを選んだり。外食ばかりの人は和食を選び魚を食べる機会を増やしてみてくださいね。